『果てなき渇望』

朝から前々回の補足です。
改めて読み返そうと記したのはこちらの著書です。

2000年7月6日 第1刷発行
帯にはこう記されています。
無用の筋肉と批判される。
奇怪な異形だとも揶揄される。
それでも彼らは自らの肉体に執着する。
仕事も生活も、家族さえも犠牲にして、より巨大な、
誰よりも巨大な筋肉を身に纏うために。
禁止された薬物を摂り、その結果ボディビル界から追放されることを厭わぬ男もいる。
そのために自らの生命を危険に晒す者さえいる。
コンテストに優勝し、勝者の栄誉を手に入れてもなお、彼らは巨大な筋肉を求めつづけ、
その渇望は果てることがない。
なぜなのか……。
なぜ彼らは充足することなく、現在の自分に留まろうとしないのか。
本書は、三島由紀夫のエピソードに始まり、現役のコンテストビルダー、女子ビルダー、
ステロイドビルダー、そして高齢者ビルダーまでを対象に数年間におよんだ取材を通じて、
彼らの意識の深淵にまで踏み込んだ鮮烈なノンフィクションである。

今日も1日楽しみましょう!
みんなが幸せになりますように…。