自分自身の軸を持つ。

今日は真面目な話です。(少しお付き合い願います。)
かつて少しだけ交流のあった日本の自閉症支援の第一人者の方が、講演で話していました。
自閉症は端的に申し上げますと、忘れられない障がいなんです。」
フラッシュバックと言い、急に怒り出してしまう方がいますが、幼少期の辛かった経験を、今起きているかの様に感じてしまっている状態なんです…。
では、この事件はどうでしょうか?
あるネットの文章の引用です。
[2017年1月30日12時11分]
 2014年に女性が殺害され、12年に高校生2人が劇物を飲まされた事件で、殺人や殺人未遂罪などに問われた名古屋大の元女子学生(21)は30日、名古屋地裁(山田耕司裁判長)の裁判員裁判公判で「高校2年の時に焼死体について書かれた本を読み、焼死体に強くひかれた」と述べた。
 仙台市の住宅への放火未遂事件に関する被告人質問で答えた。14年8月に宮城県の実家に帰省した後にも本を読み返し「焼死体を見たいという気持ちに火がついた」と説明。高校時代の空想の通り火炎瓶を作り、放火しようとしたと話した。
 同年12月に名古屋市で女性を殺害した後には「仙台市でも人を殺せる」と思い実家に帰省、酒を飲んで酔っぱらい同じ家を燃やそうとしたが、動機については「覚えていない」とした。
 責任能力の有無が大きな争点。弁護側は「重篤精神障害があった」として無罪を主張。検察側は障害の影響は限定的だったとしている。
 起訴状によると、14年8月に自作した火炎瓶を住宅の縁側に置いて熱で窓ガラスを割ったほか、12月に同じ家の郵便受けに引火性の高いジエチルエーテルを流し込み、火を付けて住人を殺害しようとしたとしている。(共同)
かつて、BBS会に所属し
http://bbs-japan.org/about/membergeneralplan
保護司の先生等と更生保護団体として活動していた私ですが、障がいのある方々の事件に関しては何度も打ちのめされ、新聞を切り抜き、特集されている本を購入したりしている内にぶれない軸みたいなものが出来て来たと思っています。
表面だけの知りえた情報から、ああだ、こうだと言う無責任な大人ではなく、経験者として言葉を選んで、伝える義務が、福祉を業とする身としてあるのは自覚しています。
守秘義務が無ければ沢山伝えたいですが、私自身、家族の顔が脳裏に浮かんだ瞬間を経験しています。
その場にはその後、警察官が2名遅れて到着しました。
ま、この辺で(苦笑)。
で、こちらの映像をご覧になって、どう皆さんは感じますか?
約1時間という長丁場です。

見終えたら冒頭の自閉症の第一人者の方の言葉を読み返して下さい。
厳しいですよね。
引用した事件に関して、私は支援者ですが、罪は償うべきと思っています。
普段、理解を!と多くの場面で求める機会が多い福祉業界です。
事件を起こした時も同じ人として扱うべきと思います。
因みにもうかなり前ですが、公園で子どもが頭をトンカチで叩かれる事件がありました。
自閉症の方の犯行でした。
当時、我が息子も幼かった頃。
もしもの時は必ず…と思っていましたよ。
過剰防衛、どんと来い!とブログに記した記憶があります(苦笑)。
一番大切な事ですが、自閉症の方が必ず事件を起こす訳ではありませんからね。
私には友人みたいな自閉症の方々が沢山います。
かつて載せた6年前のこの写真の2人も自閉症スペクトラムアスペルガー症候群)の青年たちです。

少し重くなったので、大好きなブルース・リーでお口直しです。
LPレコードのコレクションです。

本諸々とパンフレットです。
パンフも当然コンプリートです!

このオープニングは震えました。

エンディングには切なくなりましたね。

死亡遊戯、熱海の映画館に父と行きました。小学2年生だったと思います。
いやぁ、やっぱり一番カッコいいのはブルース・リーですね!
みんなが幸せになりますように…。